学科 HTML/CSS基礎④

-本日のアジェンダ-

1限目
学科 HTML/CSS基礎④
CSSの記述方法について

2限目
学科 HTML/CSS基礎④
CSSの記述方法について

3限目
学科 HTML/CSS基礎④
Webページ制作実践

4限目
学科 HTML/CSS基礎④
Webページ制作実践

5限目
学科 HTML/CSS基礎④
本日の講義のまとめ


本日のテーマ

CSSの記述を始めましょう

CSSの基本構造について【復習】

  • HTML ファイルとは別に記述する場合
  • HTML ファイル内に記述する場合
  • HTML タグにインラインで記述する場合

リセットCSSついて

ブラウザは初期状態でタグ単位のデフォルトのスタイルシートを持っています。このデフォルトのスタイルシートの内容はブラウザによって異なるためブラウザ環境を変更すると意図しない表示になることがあります。このような現象を防ぐために使用するのがリセット CSS です。

リセット CSS は、ブラウザが持っているスタイルシートをリセット(クリア)するためのスタイルシートですがリセットする範囲はコーディングスタイルに依存するため、これが正解というリセット CSS は存在しません。各自のコーディングスタイルに合わせて適時変更してください。

Webページ制作実践②

①htmlにcssを反映させる準備をする

まずはhtmlファイルを準備します。今回は<body>タグ内にcssを反映されるタグを記述しておきます。

<!doctype html>
<html>
    <head>
     <meta ~>
     <meta ~>
     <title>〜〜〜</title>
    </head>
    <body>
     <p>文字列1</p>
     <p>文字列2</p>
     <p>文字列3</p>
     <p>文字列4</p>
     <p>文字列5</p>
    </body>
</html>

htmlファイルが作成できたら、次にcssファイルの作成です。前項でも説明した通り、htmlファイルにcssを反映する方法は3パターンあります。

  • HTML ファイルとは別に記述する場合
  • HTML ファイル内に記述する場合
  • HTML タグにインラインで記述する場合

まずは、HTML ファイルとは別に記述する場合(外部ファイルで紐付けする)の方法でcssを反映していきます。

cssファイルに作り方はhtmlファイルの作成と同様、文字コードの指定と拡張子(.css)の指定で作成できます。ファイルを新規で作成し、中身は空の状態で保存しましょう。
このタイミングで、手元にはhtmlファイルとcssファイル、2つのファイルが準備できました。次に、2つのファイル を紐付けしていきます。
参考元を参照し、htmlの<head>タグ内に<link>タグで外部ファイルのパスを記述します。これでhtmlにcssを反映させる準備が整いました。

<!doctype html>
<html>
    <head>
     <meta>
     <meta>
     <title>〜〜〜</title>
        <link href="style.css" rel="stylesheet">
    </head>
    <body>
     <p>文字列1</p>
     <p>文字列2</p>
     <p>文字列3</p>
     <p>文字列4</p>
     <p>文字列5</p>
    </body>
</html>

②htmlにcssを反映させる

cssファイル内に反映させるcssを記述しましょう。今回はhtml側に記述したタグの文字色を変えてみます。

p {
  color: red;
}

cssファイルに上記記述し、保存します。その後、htmlファイルをブラウザで開いてみましょう。文字の色が赤色になっていれば、cssの反映ができています。

③様々なセレクタでcssを反映させる

p {
  color: red;
}

このような記述だと、全ての<p>タグの文字色が赤色になります。このような記述を、型セレクタと呼びます。個別の<p>タグにcssを反映させたい場合は、classセレクタ等を使用します。class名は任意で決めれますが、今回は仮でabcとします。

p.abc {
  color: blue;
}

classセレクタでcssを反映する場合、htmlファイル側のタグにclassを付与する必要があります。

<!doctype html>
<html>
    <head>
     <meta>
     <meta>
     <title>〜〜〜</title>
         <link href="style.css" rel="stylesheet">
    </head>
    <body>
     <p class="abc">文字列1</p> (classを付与)
     <p>文字列2</p>
     <p>文字列3</p>
     <p>文字列4</p>
     <p>文字列5</p>
    </body>
</html>

htmlファイル、cssファイルを共に更新し、保存します。その後、htmlファイルをブラウザで開き、1行目の文字列1が青色になっていれば、classセレクタでのcss反映ができています。

このように、セレクタを駆使する事でcssを個別に反映させる事ができます。様々なセレクタがでの反映が可能ですが、まずはclassセレクタでの反映に慣れましょう。

④外部cssファイル以外でのcssを反映させる方法について

次に、HTML ファイル内に記述する場合と、HTML タグにインラインで記述する場合についてです。先ほどまでは外部ファイルにcssを記述しましたが、htmlファイルないにcssを記述する事でcssを反映させる事ができます。先ほど作成したhtmlファイルに記述を追加してみましょう。

HTML ファイル内に記述する場合は、<head>タグ内に<style>タグを記述し、その中にcssを記述します。

<!doctype html>
<html>
    <head>
     <meta>〜〜〜
     <meta>〜〜〜
     <title>〜〜〜</title>
        <link href="style.css" rel="stylesheet">
     <style type="text/css">
       p {
       color: green;
       }
     </style>
    </head>
    <body>
     <p class="abc">文字列1</p> (classを付与)
     <p>文字列2</p>
     <p>文字列3</p>
     <p>文字列4</p>
     <p>文字列5</p>
    </body>
</html>

htmlファイルを更新し、保存します。その後、ブラウザでhtmlファイルを開き、文字の色が緑になっていればファイル内記述でのcss反映ができています。

HTML タグにインラインで記述する場合は、タグに直接cssを記述します。

<!doctype html>
<html>
    <head>
     <meta>
     <meta>
     <title>〜〜〜</title>
        <link href="style.css" rel="stylesheet">
     <style type="text/css">
       p {
       color: green;
       }
     </style>
    </head>
    <body>
     <p class="abc">文字列1</p> (classを付与)
     <p>文字列2</p>
     <p>文字列3</p>
     <p>文字列4</p>
     <p style="color: purple;">文字列5</p>
    </body>
</html>

htmlファイルを更新し、保存します。その後、ブラウザでhtmlファイルを開き、文字列5の文字の色が紫になっていればインライン記述でのcss反映ができています。

リセットcssはいつ反映させる?

多くの場合、リセットcssは作業の前段階からhtmlファイルと紐づけておきます。
今後は、新規でhtmlファイルを作成する際は、同時にリセットcssも紐づけて先に反映させておきましょう。

トレーニング-2

実際のWebページを作成しましょう。

トレーニング用ファイルのダウンロードおよび解凍を行ってトレーニングを実施してください。トレーニングの実施方法は、解凍したフォルダに格納されている「readme.pdf」を参照してください。

カリキュラム資料 ダウンロード用サイト
https://samplesdl-web.com/doc/

下記のファイルをダウンロードしましょう。
training-2.zip」 

本日の課題

Webページ制作実践で作成したページのキャプチャを取得してWordPressの投稿ページに貼り付けを行いましょう。(出来たところまでで大

学科 HTML/CSS基礎③【オンライン】

-本日のアジェンダ-

1限目
学科 HTML/CSS基礎③
HTMLとCSSを記述するための基本事項

2限目
学科 HTML/CSS基礎③
CSSの基本構造について

3限目
学科 HTML/CSS基礎③
CSSの基本構造について

4限目
学科 HTML/CSS基礎③
Chrome検証ツールについて

5限目
学科 HTML/CSS基礎③
本日の講義のまとめ


本日のテーマ

HTMLとCSSを結び付けていきましょう

HTMLとCSSの基礎について

【まとめサイト】

【動画】

CSSの基本構造について

  • HTML ファイルとは別に記述する場合
  • HTML ファイル内に記述する場合
  • HTML タグにインラインで記述する場合

セレクタ {
  プロパティ: 値;
  プロパティ: 値;
   ・
}

(例)
【HTML】
<p class=”abc”>文字列1</p>
<p class=”def”>文字列2</p>

【CSS】
p.abc {
  color: white;
  background: red;
}
p.def {
  color: yellow;
  background: blue;
}

参考サイト

CSS:セレクタの記載方法

  • 全称セレクタ
  • 型セレクタ
  •  id セレクタ(#)
  • class セレクタ(.)
  • 子孫結合子セレクタ

参考サイト

CSS:幅・高さの単位

  • px(ピクセル値)
  • %(要素の割合(百分率))
  • em(要素の割合)
  • rem(ルート要素の割合)
  • calc 関数(値の計算)

参考サイト

CSS:色の指定方法

  • カラーネーム
  • #rgb(ハッシュ(#)で始まる 16 進数 3 桁)
  • #rrggbb(ハッシュ(#)で始まる 16 進数 6 桁)
  • #rrggbbaa(ハッシュ(#)で始まる 16 進数 8 桁)
  • rgb(r,g,b)(rgb 関数)
  • rgba(r,g,b,a)(rgba 関数)

参考サイト

リセットCSS

ブラウザは初期状態でタグ単位のデフォルトのスタイルシートを持っています。このデフォルトのスタイルシートの内容はブラウザによって異なるためブラウザ環境を変更すると意図しない表示になることがあります。このような現象を防ぐために使用するのがリセット CSS です。

参考サイト

セレクタの得点

セレクタには優先順位があり点数計算をして高得点のものが採用されます。同じ得点の場合は後ろに書いてあるものが採用されます。点数計算の結果によっては前に書いてあるセレクタが採用されてしまうことがありますので意図したスタイルにならない時は点数を確認してください。

参考サイト

Chrome 検証ツール

ブラウザに表示されるWebページの設定情報を参照したり、想定通りに表示されない場合の調査には、Chrome の検証ツールの使用が有効です。また、スマートフォンやタブレットでの表示型式を確認することもできます。

参考サイト

CSS:バックグランド系プロパティ

  • background-color プロパティ(背景色)
  • background-attachment プロパティ(背景画像の位置)
  • background-image プロパティ(背景画像のファイル)
  • background-repeat プロパティ(背景画像の繰り返し)
  • background プロパティ(背景の一括指定)
  • background-size プロパティ(背景画像のサイズ)
  • background-position プロパティ(背景画像の表示開始位置)

参考サイト

CSS:テキスト系プロパティ

  • color プロパティ(文字の色)
  • opacityプロパティ(透明度)
  • text-align プロパティ(文字の配置)
  • text-decoration-color プロパティ(文字飾りの色)
  • text-decoration-style プロパティ(文字飾りの線種)
  • text-decoration-thickness プロパティ(文字飾りの線の太さ)
  • text-decoration プロパティ(文字の飾りの一括指定)
  • text-shadow プロパティ(文字の影)

参考サイト

CSS:フォント系プロパティ

  • font-family プロパティ(フォントの種類)
  • font-size プロパティ(フォントのサイズ)
  • font-weight プロパティ(フォントの太さ)
  • font-style プロパティ(フォントのスタイル)
  • line-height プロパティ(行の高さ)
  • font プロパティ(フォント一括指定)

参考サイト

CSS:リスト系プロパティ

  • list-style-type プロパティ(リストマーカーの種類)
  • list-style-image プロパティ(リストマーカーの画像)
  • list-style-position プロパティ(リストマーカーの位置)
  • list-style プロパティ(リストマーカーの一括指定)

参考サイト

CSS:レイアウト系プロパティ

  • width プロパティ(内容の幅)
  • max-width プロパティ(幅の最大値)
  • min-width プロパティ(幅の最小値)
  • height プロパティ(内容の高さ)
  • max-height プロパティ(高さの最大値)
  • min-heightプロパティ(高さの最小値)
  • float プロパティ(回り込み)
  • clear プロパティ(回り込みを解除)
  • position/top/left/bottom/right プロパティ(要素の配置方法)
  • z-index プロパティ(重なりの順序方法)
  • display プロパティ(要素の表示方法)
  • overflow プロパティ(ボックスからあふれた内容の処理方法)

参考サイト

CSS:ボーダー系プロパティ

  • border-style プロパティ(ボーダースタイル)
  • border-color プロパティ(ボーダー色)
  • border-width プロパティ(ボーダー幅)
  • border プロパティ(ボーダー一括指定)
  • border-top/-bottom/-left/-right プロパティ(ボーダー上下左右一括指定)

参考サイト

CSS:パディング系プロパティ

  • padding-top/-bottom/-left/-right プロパティ(パディング上下左右)
  • padding プロパティ(パディング一括指定)

参考サイト

CSS:マージン系プロパティ

  • margin-top/-bottom/-left/-right プロパティ(マージン上下左右)
  • margin プロパティ(マージン一括措定)
  • マージンの相殺
  • マイナスマージン
  • ボックスの中央配置
  • ボックスの右端配置

参考サイト

CSS:その他のプロパティ

  • border-radius プロパティ(ボーダーの丸み)
  • box-shadow プロパティ(ボックスの影)
  • box-sizing プロパティ(ボックスサイズ計算)
  • content プロパティ(挿入コンテンツ)
  • object-fit プロパティ(画像トリミング)
  • object-position プロパティ(画像の配置位置指定)

参考サイト

本日の課題

本日学んだ内容を復習して整理しておきましょう。
WordPressの投稿ページに学んだことをまとめておくと良いです。